新月とカルマを癒す力「新月の儀式」

月は神秘的な存在であり、月が醸し出す静けさと美しさにはどんな人も心を奪われる存在です。

しかし、月が特別なものであるのはその外観だけではありません。月の周期は、地球上の生物のエネルギーを反映する存在です。

なぜ月のサイクルが影響を与えているのか?

まず、月が水に与える影響についてお話します。月の周期が海面の水位（潮位）に大きな影響を与えていることはご存かと思います。これは、水で満たされた私たちの体も同じように影響を受けていることをご存知ですか？私たちのエネルギー、思考、感情の満ち引きは、月の周期に沿って動きます。

次に、月のサイクルが私たちの人生、カルマに影響を与えていること言うことです。月が欠けた状態、光のない最低点の新月から、満月に向かうときにエネルギーが高まります。

新月つまり「光っていない」状態にあるときにカルマの残留物を捨て空虚に達すること。徐々に満腹感を生みしていき、内側から明るく燃える光に到達します。

月ははとても率直に、たとえ私たちが最も落ち込んでいて困難な状態にあるとしても、すべてを変えることが可能であり様々なことが成就することを、何度も繰り返し表現しています。

各月の満ち欠けには明確で具体的な力がありますが、ここでは新月のエネルギーの効果と、このエネルギーをどのように利用するべきかについて説明します。

新月は月の最も暗い段階で、光がまったく見えません。それは、私たちの心、思考、感情の困難な状態、そして子宮の両方を表しています。つまり、癒しと創造、カルマの解放と結びついています。

少し複雑に思えますが、新月のエネルギーの効力とパワーにより、現状を変化させることが可能ということです。私たちの生活から困難や弊害や問題を解放させて、私たちが望むものを手にする機会を与えられています。

新月のパワーについては多くのことが様々な記事で書かれていますが、よく忘れられているのは、私たちのカルマ（宿命）のエネルギーつまり

– あらゆる方法で障害が生まれ、正しい行動や正しい時間または正しいアイデアから私たちを遠ざける –（カルマについて）

これを解消させることに月のエネルギーを利用するべきということです。

カルマ解放の第一歩を歩みましょう。そうすることで、「願い」を引き寄せる第 2ステップが自動的に開かれます。新月の日に負のカルマを癒しましょう。

この儀式を行うときは、自分自身と新月のエネルギーを信じる必要があります。そうして初めて、この技術が開花し、月の力を発揮します。

ボウルに水と塩を入れます（水は紙が浸かるくらいの量、塩は大さじ2程度）。
神聖な空間の前に座ります。バルコニーや外が理想的ですが、ご自身が心地よいと感じる場所で構いません。
目を閉じて、呼吸に集中してください。
リラックスして落ち着いたら、今、自分の人生でどのような問題を抱えているかを分析・自問してください。それは他人からの悪意や恐怖心、自己否定かもしれませんし、失恋や人間関係への不安でも何でも構いません。
毎月この儀式を続けるときは（内容を一貫して行うと魔術のように機能します）、必ず最初に分析してから次のステップに進むようにしてください。
次に、ボールペンを使用して薄紫色の紙に書き込みます。

私の新月の女神の強力な変容のエネルギーに、

すべてのカルマの信念をいやし、根絶するために、あなたの強力な治癒力を呼び求めます。

[あなたの抱えている問題を追記]で障害を作成しているカルマのエネルギーを癒してください

次に、紙を折りたたんで左の手のひらに置き、両方を右の手のひらで覆います。
目を閉じ他状態で、左右の目を中央に焦点を合わせます。
呼吸を深くゆっくりと保ちます。
目を閉じた状態で中央に焦点を合わせ続けると、徐々に月の白っぽい青色のエネルギーを視覚化できます。
視覚化したら新月のエネルギーを呼び起こします。「私の脳、私の心、思考、感情、そして私の人生から。豊かさ、繁栄、幸福という私の神聖な運命を明らかにしてください。ありがとうございます。」これは必ず声に出していって下さい。あなたが持っている紫色の手紙にあなたの手のひらから出るエネルギーを視覚化してください。
あなたからすべての負のカルマが排出されるのを感じると、身が軽くなる感覚を覚えるかと思います。この感覚をしっかりと感じて下さい。
目を開けて紙をボウルの中に入れます。
このボウルを紙や薄い布などで覆って屋外に置きます。
そこから3日目の夜、地面を掘って紙を埋めてボウルに残っている水をかけてください。

この新月の儀式を新月が訪れるたびに行うと、効果がより早く訪れるはずです。また、この儀式は体の痛みや疲労を軽減するのにも役立ちます。