水瓶座（1/20～2/18）は風の星座です。
水瓶座には特定の神がいます。今回はみずがめ座の神についてご紹介します。
水瓶座と関係のある神は？
プロメテウス、先見の明と人類の神
プロメテウスの神話は、ギリシャ文化の最も重要なものの 1 つであり、私たち人間とオリンポスの神々との関係を示しています。
みずがめ座の神、プロメテウスは最も古い神の 1 つであり、ゼウス (ローマ人にとってはジュピター) が率いるオリンポスの神々よりも前から宇宙を支配していました。
巨人はゼウスのいとこであり、人類の親友でした。プロメテウスには 5 組の双子の兄弟、タイタンがいました。ある日、彼らはゼウスとプロメテウスに反抗し、弟のエピメテウスはタイタンではなくゼウスの側につきました。
1762年（ルーブル美術館）
これにより、プロメテウスは他の神々と友達になることができました。そのうちの 1 人はゼウスの娘であるアテナで、ゼウスに建築、天文学、数学、医学、冶金学、さらには芸術を教えました。プロメテウスはそれらを人間に伝えました。
プロメテウスと彼の兄弟は、神々から多くの優れた資質を受け取り、そして多くの生き物に広く分配しました。エピメテウスは、これらの優れた資質を無作為に動物に配布し始め、男性に与えることを忘れました。
そこで、プロメテウスはアテナの家から知性と記憶が保存された棺を盗むことにしました。彼はそれらを「男性」に与えました。盗難を発見するとすぐに、ゼウスは人間を追い払うことにしました。
古典神話は、人間ともともと神々と共に幸せに暮らしていた時代があったことを伝えています。
ゼウスと人間の関係を悪化させたのは、宴会中に起こった出来事でした。
ゼウスが人間と神を区別しようと考えた際、プロメーテウスはその役割を自分に任せて欲しいと懇願し了承を得ました。
彼は大きな雄牛を殺して二つに分け、一方は肉と内臓を食べられない皮で包み、もう一方は骨の周りに脂身を巻きつけて美味しそうに見せました。
そしてゼウスを呼ぶと、どちらかを神々の取り分として選ぶよう求めました。
プロメーテウスはゼウスが美味しそうに見える脂身に巻かれた骨を選び、人間の取り分が美味しくて栄養のある肉や内臓になるように計画しました。
ゼウスは騙されて脂身に包まれた骨を選んでしまい、怒って人類から火を取り上げました。この時から人間は、肉や内臓のように死ねばすぐに腐ってなくなってしまう運命を持つようになりました。
エピメテウスが水瓶座の兆候と共通する主な資質
水瓶座は、多くの資質と優れた能力を備えた素晴らしい星座です。まず第一に、常に新鮮な空気を吹き込むその独創性。独立心の強い水瓶座の人は、周りの人から際立っています。
水瓶座は先見の明があり、常に他の人よりも一歩先を行き、革新的なアイデアを持っています。水瓶座はインスピレーションの源といえます。世界に革命を起こしたり、優れた発明を生み出したりした有名人の多くが水瓶座であることは偶然ではありません。
水瓶座の人の人間性は他人に敬意を表す、この星座がプロメテウスと共有する主な性質です。
彼は、家族、親しい友人、まったく見知らぬ人であっても、困っている人を助けるために何でもすることができます。また、職場では必ずしも理解されていなくても、彼らは表現の自由を非常に重んじる人々であり、時には協力者との衝突につながることがあります。
プロメテウスとつながるためには？
水瓶座の人がプロメテウスとつながるには、他の人のために何かをし、親切にし、愛情を持ち、思いやりを持ち、共感と開放性のある場所からボランティアをしてください。プロメテウスの性質上、こういった慈悲が承認されます。何よりも、これは水瓶座の人にとってポジティブなエネルギーを高める素晴らしい方法です。
